第4回中央委員会
● 団結力で弾圧はね返すことを確認 ●
関生支部は9月15日、第53期第4回中央委員会を学働館・関生で開催した。
冒頭、議長にH代議員(奈良ブロック)を選出。招集役員・中央委員の資格審査報告後、議長が委員会成立を宣言。続いて、定期大会での【役員立候補受付と選挙実施に関する提案】について討議し、その後、武洋一書記長による総括と問題提起があった。(以下、要約)
■広域協組の違法な決議は無効
昨年12月のストライキは成功したが、この成果をなきものにするために4人組が「対策本部」をつくり、協同組合の理事会で関生支部と対決することを確認。以来、関生支部に協力的な企業が排除されるようになった。
TYK高槻生コンの勝利命令によって流れが変わったが、今度は8月28日の武委員長逮捕を機にして4人組は勢いづいている。
しかし、TYK高槻生コンの勝利命令にあるように、協組の理事会で決めたとしても違法な決議は無効になる。今後、経産省や公取委への申入れも含めて取り組んでいく。
■弾圧は「価値ある運動」の証拠
権力側は、単に大阪府警、滋賀県警という単位では動いているわけではない。警察庁が指示して弾圧を仕掛けている。中小企業と労働組合が提携して大企業の収奪を抑制する関生支部の運動がこれ以上広がるのは許せないというのが弾圧の本質だ。それだけ私たちの運動に価値があるということの裏返しでもある。自らの運動に確信を持って弾圧をはね返そう。
こちらが攻勢をかける準備は着々と進んでいる。組合員の団結力を強化して運動を前進させよう。
【 くさり10月号より 】